名高い文教エリア

円山小学校は1875年、開拓者の子供たちが学ぶ「簡易教育所」として開校^※1。

時代が移り変わる中、148年に渡り未来を担う人材を育んできました。

現在では、円山公園での自然体験や、街の人々との交流など、円山ならではの環境を活かした教育活動が行われています。

また、向陵中学校は「3K2F」あるいは「YKK」と呼ばれる公立中学校^※2のひとつ。

その2校を中心に、旧くから教育が重んじられてきた円山は、情操教育にもふさわしい文教エリアとして、子育て世代の注目を集めています。

※1 出典：札幌市立円山小学校ホームページ　※2「3K2F」とは、向陵中学校・柏中学校・啓明中学校・伏見中学校・北海道教育大学附属中学校、5校の通称となります。「YKK」とは、山鼻中学校・啓明中学校・向陵中学校、3校の通称となります。

円山ライフの原点

洗練された華やかな街。

円山が、そのイメージを確立するまでには、いくつかの転機がありました。

1922年、「パークホームズ円山表参道」の裏通りにあたる西24丁目通に「円山朝市」が移転。

北海道神宮や円山公園への来訪者が多い遊山の地から、生活に欠かせない商業の地へ、円山は新たな道を歩みはじめます。

1923年、路面電車が円山公園まで開通。

遠方からも訪れやすくなり、円山はさらに発展します。

そして1976年、地下鉄「円山公園」駅が開業し、商業エリアが拡大。

駅徒歩3分の地に生まれる「パークホームズ円山表参道」の周辺には、いま、暮らしに必要な多彩な機能が集積しています。

開かれた眺望

円山小学校は「パークホームズ円山表参道」の西側に位置しています。

低層の建物や広々とした校庭などからなる円山小学校に対し、

「パークホームズ円山表参道」は地上13階建て。

小学校の先に美しい山並みが広がっています。

※眺望・景観は各階・各住戸により異なり、今後の周辺環境の変化に伴い将来にわたって保証されるものではありません。

北海道神宮への玄関口

大正の詩人・北原白秋の童謡「この道」の舞台となった北1条通は、北海道神宮の表参道として開かれました。

明治天皇の詔により、北海道開拓の守護神が祀られた北海道神宮。

その第一鳥居は北1条・宮の沢通、「パークホームズ円山表参道」のほど近くに佇んでいます。

第一鳥居が最初に建造されたのは1895年。

旧くから御神域への玄関口として参詣者を迎えてきた由緒が薫ります。

円山商店街のルーツ「朝市通り」

「パークホームズ円山表参道」の東側を通る西24丁目通は、かつて「朝市通り」と呼ばれていました。

円山朝市は明治の中頃、南1条西11丁目付近からはじまります。

その後、市街地の発展に伴い西へ移動し、1922年には西24丁目通に移転。

翌年、荷馬車置場などを備えた建物が完成し、札幌の野菜供給の中心地として繁栄しました。

その道はいま、約50店舗が連なる商店街となり、街の人々に愛され続けています。