QUALITY
いつまでも、豊かな暮らしを支えるために。
日々、快適な暮らし心地を実感していただけるように、
都市生活をさまざまな角度から見つめ、選定した設備仕様をご用意しました。
日々、快適な暮らし心地を実感していただけるように、都市生活をさまざまな角度から見つめ、選定した設備仕様をご用意しました。
安全・信頼を築く建物構造。
安全・信頼を築く建物構造。
地盤調査
確かな強さを備えた地盤、建物の荷重をしっかりと地盤に伝える基礎があって初めて、建物はその強度を発揮します。当マンションは事前に、敷地調査とボーリング調査、標準貫入試験などの地盤調査を実施しています。
基礎の構造
(場所打ちコンクリート杭・場所打ちコンクリート拡底杭)
基礎は建物の荷重を直接受け支え、支持層に伝達する最下部の構造体。当マンションでは、鉄筋コンクリート造の杭を現場でつくる場所打ちコンクリート杭(10本・軸径約1.0〜1.7m)により、地下約57.0m以深の強固な支持地盤に伝えています。さらに、杭の先端を広げて、支持地盤に対する接地面積を広めることで、力強い支持力が得られる拡底杭を採用しています。
溶接閉鎖型せん断補強筋
建物の柱の帯筋※に継ぎ目を溶接した、溶接閉鎖型のせん断補強筋を採用。フック加工の帯筋よりも、せん断力や圧縮力に対して、ねばり強く抵抗します。
※帯筋とは:鉄筋コンクリート柱の主筋を一定の間隔で水平方向に巻く鉄筋。せん断補強の役割のほか鉄筋のはらみ防止の役割を果たす鉄筋で、フープともいいます。
※全層の柱・梁接合部の仕口部を除く(地中梁を含む)
溶接閉鎖型せん断補強概念図
鉄筋コンクリートの
劣化対策(かぶり厚さ)
コンクリートの中性化が極度に進むと、コンクリートの中の鉄筋は錆びやすくなります。鉄筋が錆びると膨張し、コンクリートの破損の原因になります。これを防ぐために、鉄筋を包むコンクリートの厚さ「かぶり厚さ」を適切に確保します。
かぶり厚さ概念図
コンクリートの品質
コンクリート耐久設計基準強度(構造物および部材の供用期間に応じた耐久性を確保するために必要とする圧縮強度※1)の概念を導入し、柱、梁といった構造躯体については設計基準強度を30N/m㎡※2以上としています。
※1 圧縮強度とは:圧縮荷重によって試料が破断する時の最大応力のこと。(応力:物体に外力が加わる際、その物体内部に生ずる抵抗力。)
※2 30N/m㎡とは、1㎡あたり約3,000トンの圧縮に耐えられる強度を意味しています。
※杭・工作物・機械式駐車場ピット(屋外)および外構部分のコンクリートを除く、建物本体部分の柱・梁・スラブといった構造躯体のみ。
水セメント比50%以下
コンクリートは水(混和剤※1含む)の比率が少ないほど耐久性を高めるこちができるため、水セメント比を50%以下に設定しています。
※コンクリートの性質上、乾燥収縮や温度変化による伸縮に伴うひび割れが発生する場合があります(一般的に構造上の問題はありません)。
※杭・工作物付属棟・機械式駐車場ピット(屋外)および外構部分のコンクリートを除く、建物本体部分の
柱・梁・スラブ※2といった構造躯体のみ。
※1 混和剤とは:ワーカビリティ(作業のしやすさ)改善や強度・耐久性の向上、凝結速度の調整などを目的としてコンクリートに混和せれる薬剤の総称。
※2 スラブとは:床構造をつくり、面で垂直な荷重を支える板のことです。
劣化対策等級3
《設計住宅性能評価》の「劣化対策」において、最高等級の等級3を取得しています。鉄筋の錆対策など、住宅を長持ちさせるための対策の程度を示す等級。「等級3」は3世代(75年~90年程度)まで大規模な改修工事を必要としない対策が講じられていることを表します。
※掲載の内容は、計画段階のものであり、今後施工上・製品の廃盤等の都合上変更となる場合がございます。
※掲載の写真は、本物件と同等の設備仕様を撮影した施工例です。住戸タイプやカラーセレクトにより仕様、形状等が異なるものや一部オプション(無償・有償含む)が含まれております。また、参考写真にてご説明しているものもあるため、実際の色調・形状と異なる場合がございます。