ご購入者の声 Vol.5
パーク・ハイム玉川学園五丁目
20年来の憧れだったマンションでクラシカルモダンな暮らし
時が経っても魅力は色あせない。Sさんは青年の頃に憧れた<パーク・ハイム玉川学園五丁目>と、20余年を経て再会。当時の雰囲気を活かしつつ、現代的なアレンジを加えたお部屋づくりを楽しんでいる。ヴィンテージ家具やグリーンに彩られた部屋は、美しさと居心地の良さを兼ね備えた空間だった。
(入居年:2011年 家族構成:ひとり暮らし)
パーク・ハイムの世界観を尊重したリフォーム。
アイアン製のスツールや傘立て、アンティーク小物たちで楽しく飾られた玄関。ドアを開けた瞬間から、優しくて懐かしい独特の世界観に包まれる。リビングダイニングは、広いバルコニーに面した明るい空間。鮮やかな紫色のソファやエキゾチックなラグ、グリーンなどがゆったりと配置され、開放的な雰囲気に仕立てられている。
「ワイドスパンの間取りや、ドアハンドルなどの細部が適度に装飾的な、この年代らしい作りがとても気に入っています。重厚でシックな雰囲気のマンションに暮らすのが昔からの夢だったんですよ」と語るSさん。彼が「パーク・ハイム玉川学園五丁目」を初めて知ったのは、実は竣工当時のこと。家族で暮らす住まいを検討していた時に、会報誌で物件の資料を見た。その時は残念ながら条件が合わなかったが、間取り図やエントランスの写真が印象的で、ずっと記憶に残っていたそうだ。20余年を経て自身が暮らす住まいを探し始めた時に再会。すぐに入居を決めた。
敢えて大胆な変更はせず、できるだけ当時の趣きを残しながらリフォームした。表装部分は変えたものの、元々のコンディションが良かったこともあって大規模な修繕は必要なかったという。築年数を全く感じさせないのは「修復する際には、できるだけ新築当時使われていたのと同じような部材を使うように気を遣っています」という、愛情溢れるメンテナンスの賜物だろう。
お気に入りのアイテムに囲まれた安らぎの空間。
華道の心得があるSさんにとって、和室があるのも購入を決めたポイントのひとつ。生花を活けてリラックスするための空間として、また家事をこなす生活の場としても活用している。アンティークの戸棚は骨董市に朝早くから並び、苦労して手に入れたお気に入りの品だ。
リビングの主役を担っているボタンバックのソファや舶来のラグは、実はもともと実家に置かれていた年代もの。クラシカルモダンな自身の部屋づくりにぴったりなデザインだったので譲り受け、修復を施して大切に使っている。リビングダイニングや和室はアンティークな家具や調度品、グリーンなど数多くのアイテムで飾られているが、各々の配置や色合いをコーディネイトすることで、全体をひとつの空間として成立させているのは見事。若い頃からマンションのモデルルームを見学したり、カタログを眺めたりするのが大好きで、ついにはデザイン学校でインテリア設計を学んだ経験を持つというSさん。そんな彼の趣味と才能が存分に発揮された住まいだった。