建物デザイン
阪神間モダニズム※1と呼応する建物デザイン。
住むほどに味わい深くなる経年優化の思想に相応しく、阪神間モダニズムが息づいてきたこの地の記憶を継承する邸宅を創造したい。
そんな想いを込め、本計画では、直線的、幾何学的、左右対称的、立体的といった阪神間モダニズムのフォーマットをベースにしながら、
神戸市と姉妹都市であるバルセロナで生まれた「モデルニスモ建築様式」に着想を得て、
壁面のアクセントとして曲線によるデザインを採用するなど、重厚感と気品を感じさせる外観計画としています。
表情豊かなタイルデザイン
素材は、自然調素材の採用と落ち着いたアースカラーをベースに表情豊かなタイルや色むらのあるタイルを採用することで、味わい深く豊かな表情の邸宅デザインへと仕上げます。
壁面の曲線デザイン
壁面のアクセントとして窓周りに曲線によるデザインを採用することにより、一邸一邸に豊かな表情を持たせ、魅力に満ちた街並みを形成します。
ランドスケープ
緩やかな高台立地を生かしたランドスケープ。
計画地は、緩やかな南傾斜の高台立地を活かし、全邸南向きのひな壇となるランドスケープを採用。
全14邸の一邸一邸がゆとりの空間を確保しながらも、全体的に一体感のある気品に満ちた良好な景観を創出します。
敷地配置イラスト
住吉川と水車をモチーフにしたインターロッキングデザイン。
街区内の道路は、住吉川の流れと周辺の名所である水車のイメージを継承するデザインをインターロッキングで表現。それぞれの宅地内の舗装デザインと連動させることで、空間的な広がりを感じさせます。
住吉山手に呼応した街区の顔、ゲートデザインウォール。
街の入口には、住吉村の記憶を継承する石積みとデザインウォールを配し、新街区のゲート感を創出。街の風格を印象付けとともに、街の“顔”として相応しい佇まいを表現しています。
六甲の自然と呼応する、四季折々の植栽を計画。
宅地の高低差を活かし、広がりのある立体的な緑豊かな空間を創造。六甲の自然と呼応し、この山手の気候風土を考慮した樹種を選定、イロハモミジなどの高木類から低木、地被類に至るまで、四季折々の表情を愉しめる植栽計画としました。
※掲載の植栽写真はすべて参考写真です。
※1.阪神間モダニズムとは、大正時代から昭和初期の時代までを中心に、大阪と神戸との間である阪神間で新しく生まれたライフスタイル、生活・産業、芸術文化とそれに関連する学問、建築、娯楽、ファッション、スポーツ、価値観などの時代の潮流。
※掲載の街並み完成写真は「ファインコート住吉山手一丁目」の街並みを撮影(2024年3月・7月撮影)したものです。家具・調度品等は販売価格には含まれておりません。予めご了承ください。また、設備・仕様の色や形状は、住戸により異なります。詳しくは担当者にお問い合せください。
※掲載の敷地配置イラストは、計画段階の設計図と現地周辺航空写真を基に描き起こしたもので、実際とは異なります。